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ナンパから始まって

美人だった。

女は自覚はしていなかったが、美人だったと今は実感する。

今から約40年前。
鹿児島から、仕事をするために上京して早二年。
女は母とお茶を飲む、憩いの場となっていた小さなカフェのこじんまりとしたイスに座っていた。

ここで女はいつものように母とお茶を楽しんでいた。
そこまではいつもと変わらなかった。

しかし。

「おら、そこのねぇちゃん」

一人の男が話しかけてきた。
年は・・・自分と同じぐらいだろうか。若い。あと、少し格好良い。

「なんですか?」
怪訝な目でその男を見ると、

「ワシと付き合わんか?」

突然だった。
突然すぎだ。突然すぎて、言葉も出ない。

しかし、店の人に聞けば、それからというもの、
その男は女とその女の母の憩いの場となっていたカフェに、何度も来るようになったという。

女と会いたいがために。

女はそこまでされちゃあ・・・・と思い、
軽い気持ちで、その男の想いを受け入れる事にした。

―――そして、今現在。
その女は、そのナンパしてきた男と結婚し、幸せな日々を送っている。
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夏神穂樽

Author:夏神穂樽
あなたが恋をする理由はなんですか?

・・・・・ただがむしゃらに恋をして、愛を知って。

でも、それはすべてが無意味ではなかった事を、
あなたは理解できますか?

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